トム・ハンクスが映画業界での経験を元に執筆した初の長編小説を2023年に出版
1940年代から現代までのスーパーヒーロー・アクション映画の制作過程を描いたものとなる
アカデミー賞受賞俳優であるTom Hanks（トム・ハンクス）は9月27日（現地時間）、自ら執筆した初の長編小説を2023年にリリースすることを自身のSNSアカウントで発表した。
この作品は、『The Making of Another Major Motion Picture Masterpiece（メイキング・オブ・アナザー・メジャー・モーション・ピクチャー・マスターピース）』とタイトルも決まっており、原作コミックが描かれた1940年代から現代までのスーパーヒーロー・アクション映画の制作過程を描いたものとなる。またHanksは、この小説に関連し、物語に欠かせない3冊のコミックも制作したと伝えられている。
Hanksの映画人としての経歴には、ロマンチックコメディ、戦争叙事詩、子供向けアニメ映画、心を痛めるドラマなどがあるが、スーパーヒーロー映画に主演したことはない。また、2017年に短編小説集『Uncommon Type（アンコモン・タイプ）』を出版しているが、今回は初の長編小説とあって、多くのメディアが注目している状況だ。
Hanksはこの出版に関して米情報誌『People（ピープル）』のインタビューに「この本には映画業界での経験が大いに生かされている。登場する愚かな瞬間でさえ、私がやったスタントだったり、間違えて生き残ってきたことようなものだ」と語っている。
彼が公開した『Instagram』には、小説のタイトルとイラストの画像と共に“The results of one smoking hot typewriter. Hanx”と記されているが、この画像がそのまま小説の表紙に使われる訳ではなさそうだ。2023年5月に全米の書店に並ぶとのことなので、オスカー俳優の話題作を楽しみに待とう。
