Sony が英国で賠償約8,100億円の集団訴訟に直面
PlayStation関連コンテンツの販売手数料に対し「Sonyは人々から多額の金銭をだまし取った」と主張
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8月22日(現地時間)、英国の消費者団体が「Sony(ソニー)」の提供している家庭用ゲーム機 Playstationをめぐり、同社がユーザーに対して過大な料金を請求したとして、最大50億ポンド(約8100億円)の賠償を求める集団訴訟を起こしたことが明らかになった。
『Bloomberg』の報道によると、今回の訴訟を提起したのは消費者団体代表のAlex Neill(アレックス・ニール)という人物で、彼は既に競争審判所に訴状を提出済みだという。彼が問題にしているのは、ユーザーが「Sony」の運営するPlayStationの公式オンラインストアでデジタルゲームやDLコンテンツを購入する際に30%もの手数料を支払う必要があり、この金額は一般消費者にとって大きな負担になっていること。Alexは訴状の中で「Sonyは人々から多額の金銭をだまし取った」とし、「2016年8月19日以降、PlayStation Store経由でデジタルゲームやDLコンテンツを購入したすべてのユーザーが、潜在的に補償を受ける権利を有している」と主張。なお、今回補償の対象となるユーザーは約900万人とされている。