Apple iOS 16 では SMS/MMS でも迷惑メッセージが報告可能に
導入時は米国のユーザーのみが利用対象か
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まもなくパブリックベータ版が公開予定の「Apple(アップル)」iOS 16では、これまで『iMassage』のみに搭載されていた“迷惑メッセージを報告(Report Junk)”機能がSMS/MMSでも利用できるようになるようだ。
iOS 16を搭載したiPhoneでスパムおよびフィッシングのSMS/MMSメッセージを受信したユーザーは、受信画面の“不明な差出人(Unknown Senders)”の項目で対象メッセージを長押しすると、“迷惑メッセージを報告”オプションが表示される。ユーザーはこれを選択することにより、「Apple」とアメリカ・ニューヨークに本社を置く電気通信事業者「Verizon Communications(ベライゾン・コミュニケーションズ)」に迷惑メールとして報告することができ、対象メッセージはデバイスから削除されるとのこと。「Verizon Communications」は、この報告を受けてから番号を詳しく調査してくれるようだが、自動的にメッセージを受信拒否できるわけではないため、デバイスを通して手動でブロックする必要があるようだ。しかしながら、SMS/MMSにおける“迷惑メッセージを報告”機能は、まず米国のユーザーのみが利用対象となる模様。