Apple が iPhone 16 シリーズや AirPods 4 など新作ラインアップを発表
最大輝度を2,000ニトに向上したiPhone 16/iPhone 16 Plusに加え、音質を大幅にアップデートしたAirPods 4などをお披露目
つい先ほど『Apple Park』内に併設された『Steve Jobs Theater』にて、「Apple(アップル)」の新作発表イベント “It’s Glowtime(時が満ちる)”が開催された。本稿では、そんな同イベントにて発表された新作をご紹介する。
予想通り発表されたiPhone 16とiPhone 16 Plusは、iPhone 15では使用できないAI機能 Apple Intelligenceに対応する最新のA18プロセッサを搭載。ディスプレイは前世代と変わらず、iPhone 16は6.1インチ、iPhone 16 Plusは6.7インチとなるが、最大輝度は2,000ニトに向上し、最も暗い状態で1ニトまで下げられるとのことだ。また、以前までPro限定であったアクションボタンは、個人のニーズに合わせてカスタム可能に。カラーは、ティール、ピンク、ウルトラマリンの3色が新たに追加された。さらに、6.3インチと6.9インチのディスプレイをそれぞれ備えたiPhone 16 ProとiPhone Pro Maxも登場予定。素材にはグレード5チタニウムを採用し、強くて軽いボディを実現させた逸品となる。
これまで同様、イヤーピースを使わないオープンイヤーデザインで登場するAirPods 4は、数千の耳の形状と5,000万以上の個々のデータポイントを正確にマッピングして分析すべく、3Dフォトグラメトリなどの技術を使用。世界中の多くのユーザーの耳に自然とフィットする形状へと最適化した。加えて、音質を大幅に改良し、全く新しい音響アーキテクチャ、歪みを低減するドライバ、ハイダイナミックレンジランプ、そしてH2チップを搭載。パーソナライズされた空間オーデイオとダイナミックヘッドトラッキングを追加し、より臨場感溢れるメディア体験を可能にしてくれる。さらに、デフォルトでは含まれていないが、アクティブノイズキャンセリングモデルも用意されるとのこと。
Apple Watch Series 10は、最も大きく薄いディスプレイを搭載。Series 3と比較すると最大75%、Series 4、5、6、SEと比較すると最大30%広くなっている。さらに、その形状はより丸みを帯び、スタイリッシュな印象にアップデートされた。機能としては、睡眠時無呼吸を検査する健康ツールなど、Apple Intelligenceで展開されているソフトウェアが備えられるようだ。Apple Watch Ultra 2には、ブラックチタニウムケースが新たに加わる。
これらの新作は、9月20日(金)より『Apple Store』および「Apple」公式オンラインストアにて販売開始。iPhone 16シリーズのみ、9月13日(金)より予約注文を受け付ける。