ブリトーに貼り付けて具材溢れを防ぐ“食べられるテープ”が開発される
食べ進めていくうちにトルティーヤがズレて手が汚れる悩みを大解決

近年、日本でもよく食されているメキシコ料理の1つ ブリトー。小麦粉で作られたフラワートルティーヤで米や野菜、肉、豆などの具材を巻いたボリュームたっぷりのブリトーだが、さまざまな具材を詰め込んでいるゆえに、食べ進めるうちに中身をボロボロと溢してしまった経験がある人も少なくはないはず。そんな悩みに頭を抱えた女子学生が、トルティーヤに貼り付けてそのまま食べることができる画期的な“テープ”を開発して話題を呼んでいる。
5月3日(現地時間)、米ジョンズ・ホプキンズ大学のキャンパス内で開催された「Engineering Design Day」にて工学部所属の4名の学生チームが発表した“Testee Tape”は、彼女たちが昼食時にブリトーを食べた際、中身の具材を溢して机を散らかしてしまったことにヒントを得て開発されたもの。ブリトーの“皮”となるトルティーヤに貼り付けることで、具材が飛び出ることを防いでくれるそうだが、原材料として有機物を使用しているため、安全に食べることができるそう。使い方としては、ワックスペーパーに貼り付けられているこの“食べられるテープ”を剥がして食品に貼り付けるだけなのだが、テープの粘着性が水分によって活性化されるようで、貼り付ける際は少し水に濡らす必要があるとのこと。なお、現在は特許申請中のため、発売までにはまだ時間がかかりそうだ。
We could get behind this for #TacoTuesday!@JohnsHopkins students create edible tortilla tape to fix wrap problem: https://t.co/X8upQHAJth
— Johns Hopkins Carey Business School (@JHUCarey) May 17, 2022