チキンラーメンの“しましま”が商標登録される

去る3月25日、世界初のインスタントラーメンとして長年愛されるチキンラーメンの“しましま”配色が“色彩商標”として登録された。

「日清食品」の創業者 安藤百福が発明したチキンラーメンは、1958年8月25日の登場以来、今年で発売64年目を迎える。今回、“色彩商標”としての登録が認められたのは、同商品を象徴するセピア、白、オレンジの配色。この“色彩商標”＝“色彩のみからなる商標”とは、その名の通り、単一もしくは複数カラーの組み合わせだけで構成される商標。そのハードルは高く、認められているのは両手で数えられるほどに留まっている……。

「日清食品ホールディングス株式会社」は今回の登録について「長年にわたりデザインを守り続けてきた結果、パッケージの配色だけでもお客さまにチキンラーメンと認識していただけるようになったことから、今回の商標登録に至りました」とコメント。