イーロン・マスクが Twitter 株の9.2%を取得
予告通り新たなSNSプラットフォームをローンチか
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4月4日(現地時間)、「Tesla(テスラ)」および「SpaceX(スペースエックス)」のCEOを務めるElon Musk(イーロン・マスク)は、米『Twitter(ツイッター)』社の株式の9.2%を取得したことが米証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかになった。
米大手メディアは、Elonは3月14日(現地時間)に『Twitter』の株を取得し、同社の筆頭株主になったと報じている。彼が取得した株式は、4月1日(現地時間)の『Twitter』の終値で換算すると、約28億9,000万ドル(約3,500億円)相当だという。これは『Twitter』創業者のJack Dorsey(ジャック・ドーシー)の所有する株式の4倍以上にあたる。なお、Elonの株式取得のニュースが報じられた後、『Twitter』の株価は27%以上急騰し、終値は49.97ドル(約6,120円)となっている。
Elonは先月末、自身の『Twitter』上で「言論の自由は、民主主義が機能するために不可欠です。Twitterはこれを厳守していると思いますか?」という投票を突如実施。この呼びかけに対し、約7割のユーザーが「NO」と回答した。この結果を受けて、彼は新たなSNSプラットフォームのローンチを示唆しており、今回の株式取得によって、『Twitter』社の長期的戦略に影響を与える可能性は充分にありうる。両者の今後の展開を注視しておこう。