実はミケランジェロの描いていたデッサンが40億円超えで落札か
パリで開催される「Christie’s」のオークションに出品
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ルネサンス期を代表する芸術家 Michelangelo(ミケランジェロ)の描いた1枚のデッサンが、5月にフランス・パリで開催される「Christie’s(クリスティーズ)」のオークションに出品される。落札推定価格は3300万ドル(約40億8,000万円)だという。
1907年にMichelangeloの学校の作品としてパリの『Hôtel Drouot』にて販売された本作品。その後長らく世間の関心の外にあったが、2019年に「Christie’s」のOld Master Drawings部門のスペシャリスト Furio Rinaldiによって、実はMichelangeloの作品だったということが確認された。「このドローイングは、10点未満とも言われる個人所有のMichelangeloの紙の作品の中で最も優れたものの1つであり、アーティストの長いキャリアの初期について、さまざまな議論の試金石となるでしょう」と「Christie’s」サイドはコメントしている。
5月18日(現地時間)に開催される「Christie’s」オークションでの落札価格にも要注目だ。