米 Burger King の広告がワッパーを実物より大きく見せていると訴えられる
約35%もかさ増しされていると4人の顧客が主張

“とてつもなく大きい”という意味を指すというネーミングで、「Burger King(バーガーキング)」の看板メニューとして知られるワッパー。通常サイズのワッパージュニアと比較してもおよそ2倍の大きさを誇る本メニューが、“実物が広告より小さい”として訴えられた。
3月28日(現地時間)、過去にアメリカ・フロリダ州の「Burger King」を利用した顧客4人が、“2017年9月頃に公開された広告がハンバーガーのサイズをかさ増ししていた”と主張し、金銭的賠償を求める訴訟を提起。原告は、当時の広告のワッパーが通常サイズよりも約35%大きく、サンドされていたパティに関しては実際に提供されるものの2倍におよんでいるとも指摘している。また、彼らは、26ページにわたる訴状において、先述したワッパーに留まらずインポッシブルバーガー、ビッグキング、ベーコンダブルチーズバーガーなどのメニューも誇大広告だと主張。近年のインフレにより、肉などの食材の価格が高騰している中で、この問題は特に低所得者層の利用者にとって深刻なものだと伝えている。なお、「Burger King」は、2010年にも英広告規制当局より誇大広告として問題提起されている。