アメリカ人アーティスト マリオン・ペックの日本初個展が NANZUKA にて開催
会期は4月2日(土)~5月1日(日)
アメリカ・ポートランド在住のアーティスト Marion Peck(マリオン・ペック)による日本初の個展 “Paintings from Lotus Land”が、『NANZUKA UNDERGROUND(ナンヅカ アンダーグラウンド)』にて開催される。
1985年にロードアイランド・デザインスクールのBFA、アメリカ・ニューヨーク州のシラキュース大学とイタリア・ローマのテンプル大学のMFAを取得したMarion Peckは、1990年にワシントン州オリンピアに位置する『Marianne Partlow Gallery』にて初個展を開催。以後、サンフランシスコやニューヨーク、ローマ、パリなどにて数多くの展覧会を開催している。Peckによる作品は、北方ルネサンス時代の宗教画を彷彿とさせる緻密なタッチと、擬人化された動物や、動物化された人間が登場する世界観が特徴だ。
本展のタイトルにある“Lotus Land”は、古代ギリシャ神話における寓話に由来しており、これは日本の辞書では“桃源郷”と訳される場合もあるが、Homer(ホメロス)の『オデュッセイア』に登場する“Lotus-eater”では、より複雑で教訓的なメッセージを象徴する存在として描かれている。なお、“Paintings from Lotus Land”では、“登場人(動植)物たちの表情”、“物語の行方”という言葉をキーワードとした20数点の新作会がおよびドローイング作品を発表予定とのこと。その他の詳細はこちらから。
“Paintings from Lotus Land”
会場:NANZUKA UNDERGROUND
住所:東京都渋谷区神宮前3丁目30-10
Tel:03-5442-3877
会期:4月2日(土)〜5月1日(日)
時間:11:00 – 19:00
※月曜、祝日休業