Sennheiser から新作の有線イヤフォン IE 600 が登場
ハウジングには「NASA」の火星探査機のドリルにも使用された素材を採用

ドイツ・ハノーファーに本拠を置く音響機器メーカー「Sennheiser(ゼンハイザー)」が、新作の有線イヤフォン IE 600を発売した。
フラッグシップモデル IE 900とエントリーレベルのIE 300の中間に位置するIE 600は、パウダー状のアモルファスジルコニウム素材にレーザーを照射し、少しずつ積層しながら構築する粉末焼結積層造形法という手法を用いたユニークな形状のハウジングが特徴。この素材は、過去に「NASA(アメリカ航空宇宙局)」の火星探査機のドリルにも使用されるなど、高い耐久性を備えており、腐食に強く劣化しにくい素材のため、イヤフォン内のパーツ保護にも役立つという。
内部には、IE 900にも採用されている同社独自の7mm径 “TrueResponse トランスデューサー”をシングルで搭載。その他、繊細な音を再現するデュアルレゾネーターチャンバーやイヤフォン内の空気の流れをコントロールするアコースティックバックボリュームといった技術を導入し、“淀みないニュートラルで確かな存在感の低域と中域のサウンド”を実現させたという。加えて、接続性を高めるリケーブル対応の金メッキ製のFidelity+ MMCXコネクタ、パラアラミド繊維で強化した3.5mmステレオミニ、4.4mmバランスケーブル、3サイズ展開のイヤフォンチップおよびキャリングケースなどを付属する。
IE 600は、現在「Sennheiser」公式オンラインストアにて販売中。価格は99,880円(税込)となる。
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