Lotus が最後のガソリン車となる新型スポーツカー Emira 1st Edition を発表
「Mercedes-AMG」製2.0L直列4気筒ユニット “M139”を搭載
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イギリスのスポーツカーブランド「Lotus(ロータス)」が3月16日(現地時間)、待望のミッドシップ・スポーツカー “Emira(エミーラ)”の発売を祝して製作した1st Editionをイギリスで発表した。
3月29日(火)に控えるコードネーム “タイプ132”の世界デビューにより、EV専業メーカーとして生まれ変わる「Lotus」。今回発表されたEmira 1st Editionは、「Mercedes-AMG(メルセデス・エーエムジー)」製のM139型直噴2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載しており、このモデルが「Lotus」最後のガソリン車となる。
2021年7月に世界初公開された本モデルは、新開発された軽量接着アルミニウムシャシーを採用した新しい「Lotus」スポーツカーアーキテクチャに基づいて構築され、全長4413mm x 全幅1895mm x 全高1226mm、車両重量は1405kg。先述したエンジンは、Emiraのために特別に製造されたもので、ミッドシップ搭載向けのハードウェアの変更と新しいソフトウェアを採用する。最大出力365psを発生するが、「Lotus」によると、このエンジンは最大出力421psを引き出す潜在能力を備えているとのこと。また、ローラーベアリングを備えたツインスクロールターボチャージャーは、高速スプールアップと最小のラグを実現するために最適化されており、エキゾーストシステムは、「Lotus」が設計したEmira専用のものとなる。
この2L直4は「Lotus」初のパドルシフト付き8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)が組み合わされており、これは「Mercedes-AMG」との共同開発によるもの。さらに、専用のエンジンルームカバーとCピラーバッジが備えられており、高水準の標準装備に加えて、さまざまな素材と仕上げを“ノーコスト”でオプション設定しているという。Emira 1st Editionの価格は85,900ドルとなる。なお、日本での展開時期は確認できていないため、気になる方はブランドからのアップデートを待とう。その他の詳細に関してはこちらからご確認を。