Nike が SNKRS におけるボット対策を強化する方針を発表
今後数カ月以内に『SNKRS』上で新たなボット対策 “Bot Protection”の詳細が明らかに
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〈Nike(ナイキ)〉が同社の提供しているアプリ『SNKRS』について、ボット対策を強化する方針を発表した。
〈Nike〉は、今年3月に『SNKRS』で利用可能なメンバー特典『SNKRS PASS』のアップデートを発表するなど、利用者に対するサービスの向上に努めてきた。そしてこれからもユーザーが『SNKRS』を通して製品を購入する際の公平性を担保するため、ボット対策をより強化する計画を推し進めるようだ。
具体的には、同社はボット対策に特化したエンジニアチームの協力のもと、『SNKRS』の利用者の中からボットを特定し、そのアカウントを除去することを行なっている模様。彼らはこれまで7年間にわたって試行錯誤し、かなりの精度でボットの特定ができるようになったという。また、〈Nike〉は『SNKRS』でリリースされる人気モデルにエントリーしたユーザーの10〜50%がボットであると明かし、毎月2,000万件ものアカウントを削除している事実も公言した。
〈Nike〉は今後数カ月以内に、『SNKRS』上で新たなボット対策 “Bot Protection”の概要を説明したページを公開予定。この対策が日本でも施行されるのかは不明だが、アップデートがあり次第、お伝えしたい。