Porsche Design から 911 のエグゾーストパイプを使ったスピーカー登場
約177万円の911エキゾーストサウンドバーは500台限定
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1972年に「Porsche(ポルシェ)」のプロダクトデザイン部門として設立された〈Porsche Design(ポルシェデザイン)〉。これまでにファッションアクセサリーからラゲッジセット、そして生活空間を豊かにするガジェットまで多岐にわたる製品を長年作ってきた。そのデザインスタジオが今回「Porsche」のフラッグシップモデルである911の排気パーツを使い、ドイツ製の巨大なスピーカーを製作。
正式名称は“911 Soundbar 2.0 Pro”で、現行型「Porsche」911のエキゾーストパイプを流用して作られた音響システムだ。しかしこれが単なる音がなるデザイン・オブジェだと侮ってはいけない。なんと出力300ワットを備えており、家庭で見かける一般的なテレビの約2倍のパワーを誇る。外形寸法は約1,500×460×500mm、壁に掛けたり、付属の台座に置いたりすることができるが、ただし重量が約65kgとかなり重く、本物の鉄製エキゾーストを使用している以上致し方ないところだろう。
システムでは4K対応のHDMI端子、Bluetooth 5.0、DTS-HDのDolby Atmosの音質も備え、多数のプレミアムストリーミングサービスプロバイダーやSpotify Connect、インルーム・マルチチャンネル・ストリーミング技術などを特徴としている。また、マルチルーム用Google ChromecastとApple AirPlay 2の両システムにも対応可能となっている。
〈Porsche Design〉の公式ウェブサイトによると、“911 Soundbar 2.0 Pro”の価格は12,000ドル(約177万円)で生産台数は500台限定となっているので、家のリビングでも「Porsche」サウンドを楽しみたい方は是非ご検討を。