イーロン・マスクが Twitter の Blue 認証を値上げし広告の減少などを公約
噂された月額約2,900円ではなく新価格は約1,170円前後となるもよう

『Twitter』社のオーナー兼CEOとなったElon Musk(イーロン・マスク)は、現在の定額制サービス『Twitter Blue』の価格を引き上げを決めたようだ。今回の発表は、Elonが『Twitter Blue』をどのように変えるかについての最近の憶測を受けて公表したもので、噂された19.99ドル(約2,900円)ではなく、新価格は従来の4.99ドル(約730円)から約3ドルの値上げの8ドル(約1,170円)前後となるもよう。
「ブルーのチェックマークがあるかないかを決めるTwitterの現在の領主と農民のようなシステムはでたらめだ」とElonは同SNSプラットフォームにツイートし、さらに「Power to the people! Blue for $8/month(パワー・トゥ・ザ・ピープル! ブルー認証を8ドル/月でどうだ)」と宣言。新価格でのブルー認証が購読層に組み込まれることが確認された。
Twitter’s current lords & peasants system for who has or doesn’t have a blue checkmark is bullshit.
Power to the people! Blue for $8/month.— Elon Musk (@elonmusk) November 1, 2022
値上げに伴い、同社は『Twitter Blue』のサブスクリプション特典を拡大する意向だ。今回のアップデートではスパムを最小限に抑えるために、購読者は返信、言及、検索で優先的に扱われるようになる。また、長時間の動画や音声を投稿できるようになり、広告の数も半分になるという。また、『Twitter Blue』はユーザーにペイウォール(*Webサイトがコンテンツを一部有料化し、対価を支払ったユーザーのみアクセスできるようにすること)を回避する機能を提供する予定だが、この機能は後日公開される予定となっている。
またElonは、価格は国によって「購買力平価に比例して調整される」と詳述している。さらに彼は、もっと高い価格帯を設定する場合、コンテンツクリエイターに報酬を与えるための収入源を提供することも示唆している。