伝説的アーティスト RAMM:ΣLL:ZΣΣ 初のモノグラフが Rizzoli より刊行
Futuraやジム・ジャームッシュら関係者の証言を元にRAMM:ΣLL:ZΣΣの人物像や作品の秘密を解き明かす一冊
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1970年代後半から1980年代にかけて米ニューヨークで黎明期を迎えていたグラフィティやヒップホップシーンにおいて、最も重要かつ謎めいた存在であった伝説的アーティスト RAMM:ΣLL:ZΣΣ(ラメルジー)の軌跡をまとめた書籍『RAMM:ΣLL:ZΣΣ: Racing for Thunder』が、『Rizzoli International Publications Inc.(リッゾーリ インターナショナル パブリケーション社)』より2023年4月に刊行される。
RAMM:ΣLL:ZΣΣ初の本格的なモノグラフとなる『RAMM:ΣLL:ZΣΣ: Racing for Thunder』は、2018年に「Red Bull Music Festival New York 2018」のプログラムの1つとして行われた彼の回顧展 “Racing for Thunder”のキュレーターを務めたMaxwell Wolf(マックスウェル・ウルフ)が編集を担当。WolfはRAMM:ΣLL:ZΣΣと親交のあったグラフィティライターやアーティスト、ミュージシャン、俳優、映画監督、写真家、ギャラリスト、そして家族に至るまでインタビューを行い、それぞれの証言から彼の人物像や作品の秘密を解き明かしていく。登場するのはグラフィティアーティスト Futura(フューチュラ)を筆頭に、映画『ワイルド・スタイル』を手掛けたことで知られるCharlie Ahearn(チャーリー・エーハーン)、映画監督のJim Jarmusch(ジム・ジャームッシュ)といった錚々たる面々。また、RAMM:ΣLL:ZΣΣのグラフィティ作品や未公開のパフォーマンス、アーカイブ資料などの貴重な記録も余す事なく収録。本書は彼の人生や作品だけでなく、今日まで続くグラフィティやヒップホップを含むストリートカルチャーのルーツを紐解く歴史的な大著となっている。
『RAMM:ΣLL:ZΣΣ: Racing for Thunder』は、先述の通り2023年4月に刊行予定。現在『Rizzoli』の公式サイトや『Amazon』などで予約受付中のため、気になる方は早めにご注文を。