Tasla が開発中の最新型ロボット “Optimus” のプロトタイプを公開
イーロン・マスクが横で見守る中で手を振りながらステージに登場

Elon Musk(イーロン・マスク)率いる「Tesla(テスラ)」は、10月1日(現地時間)に行われたイベント「AI day 2022」のステージで、現在開発中の人型ロボット“Optimus(オプティマス)”を公開した。Elonは昨年8月に人型ロボット “Tesla bot(テスラボット)”の開発を発表していたが、今回は名前を新たにし、さらに現実的なものに近づいたプロトタイプのお披露目となった。
— Tesla (@Tesla) October 1, 2022
今回のプレゼンテーションで、Elonは“Optimas”とステージを共にした。二足歩行のロボットはステージの前まで着実に歩いてから観客に手を振るなどの動作を披露。その後のプレゼンテーションでは、“Optimus”が箱を運んだり、植物に水をやったりといった単純作業を行う映像が流された。
Elonは以前、ロボットが仕事をし、人間が報酬を得る“豊かな未来”について語ったことがあるが、今回のステージでは次のように述べた。「これは、私たちが知っている文明の根本的な変革なのです」。そして「このロボットは数年以内に販売される可能性があり、価格は2万ドル(約289万円)以下になるだろう」とゲストに語った。さらに、彼は“Optimas”の歩行速度が時速5マイル以下に制限され、またターミネーター型のロボット乗っ取りへの懸念を払拭するため、改ざん防止のための有線のオフスイッチが装備されることに言及している。
また、Elonの『Twitter』でが「Naturally, there will be a catgirl version of our Optimus robot(当然、Optimusロボットのキャットガール バージョンが登場するだろう」と女性型ロボットの登場を予告するツイートしているが、奔放なElonのことなので、真偽の程は分からずといったところだ。
— Elon Musk (@elonmusk) October 1, 2022