Cartier が1972年にロンドンで発表したペブルシェイプド・ウォッチを限定復刻
150本限定のタイプピースはその形状から別名“Baseball”とも呼ばれている
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名作 Suntos(サントス)からTank(タンク)まで、〈Cartier(カルティエ)〉の時計は比類なきラグジュアリーへのこだわりで知られているが、このたびその膨大な過去のアーカイヴを紐解き、復活を果たした新作 Pebble-Shaped Watch(ペブルシェイプド・ウォッチ)が発表された。その形状から、別名“Baseball”とも呼ばれている。
このモデルは、1972年に〈Cartier〉ロンドンで発表され、僅か6本のみが生産されたオリジナルを元に、当時のディテールを忠実に再現したものだ。機能面では〈Cartier〉のキャリバー 430 MC 手巻きメカニカルムーブメントを搭載し、パワーリザーブは38時間と現代的にアップデートされている。
18Kゴールドのペブル型ケースに、ゴールドとブルーのリュウズ、そしてエッグシェル色のスクエアダイアルが特徴。文字盤には、クラシックなブラックのローマ数字とアズールブルーの剣型針が配されている。仕上げに、ピーナッツバター色のレザーストラップにゴールドのピンバックルを組み合わせ、繊細でフラットなタッチを実現している。
復刻版Pebble-Shaped Watchは150本の限定生産で、日本での展開はアナウンスされていないが、価格は約44,700ドル(約672万円)で来月発売される予定だ。