KAWS の巨大パブリックアート作品がマンハッタンの中心部に出現
KAWS自身が子どもの頃に同地を訪れビル群の高さに圧倒された経験を形にしたとのこと
〈sacai（サカイ）〉や〈HUMAN MADE®️（ヒューマン メイド）〉のコラボ、東京・六本木での大型展覧会『KAWS TOKYO FIRST』、150万円超えのCOMPANIONの木製フィギュアの発売など、2020年の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）による小休止を取り戻すかのように活発的な動きを見せる現代アーティスト KAWS（カウズ）。そんな彼が、ニューヨーク・マンハッタンの中央部に位置する『Rockefeller Center（ロックフェラー・センター）』に巨大パブリックアート作品の新作を設置したようだ。
5.5m近いサイズ感で製作されたブロンズ製の新作のタイトルは“SHARE”。COMPANIONが小さいBFFを握っている姿を捉えているのだが、COMPANIONが若干空を見上げているように背を反らしているのは、KAWS自身が子どもの頃に同地を訪れビル群の高さに圧倒された経験を形にしたそう。また、パンデミックの影響で屋内に閉じ込められて外の世界を夢見る人々の姿も重ねているとのこと。
“SHARE”は9月5日（現地時間）までの期間限定の設置となるので、それまでにニューヨークを訪れる予定がない方は上記ギャラリーからチェックしてみよう。
