Jordan Brand でフットウエア担当副社長を務めるジェントリー・ハンフリーが退任
30年近くフットウェア業界をリードした重鎮がスウッシュを去る
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30年近く〈Nike(ナイキ)〉に在籍し、現在は〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉のフットウエア担当ヴァイスプレジデントであるGentry Humphrey(ジェントリー・ハンフリー)が、9月30日(現地時間)に同職を退任することが明らかになった。
1994年にスウッシュでのキャリアをスタートしたHumphreyは、Michael Jordan(マイケル・ジョーダン)の最初の引退(1993年)によって売り上げ低迷に陥ったAir Jordanシリーズの再活性化を図り、その後、2000年代はレトロモデルの拡充や旧モデルの新色展開を推進。過去のAir Jordanを新しい色の組み合わせで再リリースするという今では当たり前となったアプローチを生み出し、Penny Hardaway(ペニー・ハーダウェイ)やCharles Barkley(チャールズ・バークレー)らのシグネチャーなども復活させた、まさにフットウェア業界における重鎮と言える人物だ。
後任には、現在〈Nike〉のグローバル・メンズフットウェア・スポーツライフスタイル担当ヴァイスプレジデントを務めるKris Wright(クリス・ライト)が就任する。彼は2011年に同社に入社したばかりだが、Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)との“THE 10”の仕掛け人として知られており、〈Jordan Brand〉のさらなる発展が期待される。