ホテルオークラが上海の佘山地区に新ホテルを2024年開業
豊かな自然に囲まれた上海歴史文化の発祥の地に新たなリゾートホテルが誕生
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日本を代表する老舗ホテル『The Okura Tokyo』を運営する『ホテルオークラ』グループが、中国・上海における市内唯一の自然山林名勝地区として有名な佘山地区に『ホテルオークラ上海佘山(シャンハイシェシャン)』を2024年に開業することを発表。同グループは上海市内において、1990年に『オークラ ガーデンホテル上海』、2010年に『ホテル・ニッコー上海』をオープンしており、『ホテルオークラ上海佘山』はそれらに次く3軒目のホテルとなる。
開業を予定している佘山地区は、上海市中心部より南西約30kmほどの上海市松江区内に位置し、市内唯一の自然山林名勝地区として、佘山国家森林公園をはじめとする豊かな自然が残る場所として知られている。上海歴史文化の発祥の地でもあり、西佘山の山頂に立つ『佘山聖母大聖堂』に代表される歴史的な建造物や、『上海天文博物館』『佘山恐竜園』などの施設もあり、自然を楽しみながら歴史文化を学ぶことができる。また、佘山国際ゴルフクラブや天馬カントリークラブなどのゴルフ場、上海瑪雅海灘水公園や上海歓楽谷といったレジャー施設も充実。同地区は“佘山国家観光休暇区”として広く認知されており、上海市内の中心地から車で30分程度というアクセスの良さもあり、最も近いリゾート地として市内や近隣エリアから多くの観光客が訪れている。
『ホテルオークラ上海佘山』は佘山国家観光休暇区の月湖南側に位置し、約40,000㎡の広大な敷地内に、周辺の景観に溶け込むように設計された2階建てのホテルを計画している。客室数は約280室、平均客室面積は約50㎡を予定。また、日本料理、オールデイダイニング、中国料理、ロビーラウンジ等の飲食施設や、さまざまな用途に利用できる宴会場/会議室に加えて、屋内プールを含む充実のフィットネス施設やスパ施設を備える。ホテル周辺には豊かな自然があり、宿泊客は四季折々の表情を楽しみながら、都会の喧騒を離れた贅沢なひとときを過ごすことができる。
『ホテルオークラ上海佘山』は、先述の通り2024年に開業予定。詳細については『ホテルオークラ』の公式サイトでご確認を。