ザック・スナイダー監督が新作SFアドベンチャー映画『Rebel Moon』の制作を発表
「本作は黒澤明監督の映画と『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンである私自身を投影した作品です」
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今年5月に日本でも配信がスタートした映画『Justice League: The Snyder Cut(ジャスティス・リーグ: スナイダー・カット)』や『Army of the Dead(アーミー・オブ・ザ・デッド)』が話題のZack Snyder(ザック・スナイダー)が、「Netflix(ネットフリックス)」の新たなSFアドベンチャー映画『Rebel Moon』を監督することが明らかになった。脚本は『Army of the Dead』でも組んだShay Hatten(シェイ・ハッテン)と映画『300』のKurt Johnstad(カート・ジョンスタッド)、Snyderが共同で手掛ける。なお、本作品の撮影は2022年初頭から開始される模様。
『Rebel Moon』は、Snyderが過去に「Lucasfilm(ルーカスフィルム)」へ提案していた映画『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ企画が元となっているという。同企画は2012年に「Lucasfilm」が「Disney(ディズニー)」に買収されたために実現されなかったものの、Snyderはこのアイデアを長い間温めていたようだ。彼はこの企画の物語を発展させ、自身の新作映画に取り入れる旨をメディアに明かしている。
『Rebel Moon』の物語は、銀河の辺境にある平和なスペースコロニーが、バリサリウス軍に侵略されるところから始まる。コロニーの住民は彼らに立ち向かうために1人の若い女性を惑星外に送り出し、彼女は近隣の惑星から共に戦う仲間を集めていくといった内容だ。Snyderは本作について以下のようなコメントを発表。「本作は黒澤明監督の映画と『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンである私自身を投影した作品です。『Rebel Moon』が大きなIP(Intellectual Property:知的財産)となり、作品の世界を発展させていくことを楽しみにしています」