ファッション分野におけるマーケットプレイス兼データプラットフォーム『Lyst』が、四半期に1度更新するブランドのバロメーター “最もホットなブランド”の2021年第2四半期版を発表した（第1四半期版はこちら）。

3期連続で1位に君臨したAlessandro Michele（アレッサンドロ・ミケーレ）率いる〈Gucci（グッチ）〉が今期も首位を維持。〈Balenciaga（バレンシアガ）〉と協業した“ARIA”コレクションやJames Corden（ジェームズ・コーデン）が司会を務める“The Beloved Show”など、メゾン創設100周年を迎え大型企画を多数発表したことが要因に。2位、3位には〈sacai（サカイ）〉とのメンズコレクションを発表した〈DIOR（ディオール）〉、不動の人気を誇る〈Nike（ナイキ）〉が続き、4位にはK-POPグループのBTSをアンバサダーに起用した〈Louis Vuitton（ルイ・ヴィトン）〉がランクイン。5位以降には、ファッション業界最大手企業「LVMH（モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン）」と提携し、プロダクトへの信頼性を高めるプラットフォームを導入した〈Prada（プラダ）〉。以後は〈Balenciaga（バレンシアガ）〉〈Moncler（モンクレール）〉〈Bottega Veneta（ボッテガ・ヴェネタ）〉〈Saint Laurent（サンローラン）〉〈Versace（ヴェルサーチェ）〉が並んでいる。

メンズの“最もホットなアイテム”に輝いたのは、〈adidas + KANYE WEST（アディダス + カニエ・ウェスト）〉のYEEZY SLIDE。ジェンダーレスなアイテムに関する検索が46%増加し、〈FENDI（フェンディ）〉のバゲッドバッグや〈THOM BROWNE（トム ブラウン）〉のプリーツスカートがランクインしていることも興味深いだろう。ランキングの詳細はこちらから。