トム・ヨークが UNDERCOVER ために製作した “Creep” のリミックス版を公開
〈UNDERCOVER〉2021年秋冬コレクションのショーBGMとして提供された、オリジナルの倍以上となる長尺の楽曲
2021年3月、〈UNDERCOVER(アンダーカバー)〉が19年ぶりに東京で単独ショーを開催し2021年秋冬コレクション “Creep Very”を披露していたが、このときウィメンズのショーBGMをRadiohead(レディオヘッド)のThom Yorke(トム・ヨーク)が手掛けていたのをご存知だろうか(メンズはMars89)。察しのいい方はコレクション名でお気付きかもしれないが、ショーBGMとして提供されたのはバンドが1992年に発表した名曲 “Creep”のリミックス版。そしてこのたび、同楽曲が各種ストリーミングサービスで配信およびアニメーション付きで『YouTube』にて公開された。
正式タイトルは“Creep (Very 2021 Rmx)”。オリジナルの倍以上である9分3秒という長尺の楽曲となっており、Thomのボーカルがディレイされた非常にテンポの遅いアコースティック・ギターの弾き方りをベースに、幾重にもシンセサイザーの音が重ねられた少々サイケデリックで荘厳な雰囲気に仕上がっている。アートワークは高橋盾によるもので、アニメーションもこのアートワークに動きをつけたもの。本楽曲についてThomは以下のようにコメントしている。
「これはCreepを2021年版として再構築してリミックスしたもの、(オリジナルのリリースから)30年後にね。友人の高橋盾のために、ひっくり返ったように思える世界のために」(Thom Yorke)
Here is my re-imagined remix version of Creep for 2021, 30 years later.
Done for my friend Jun Takahashi, and for a world that is seemingly turning upside down. https://t.co/mDXCbYJwhWhttps://t.co/rKRykiuZOs— Thom Yorke (@thomyorke) July 13, 2021