インテルが2021-22シーズンに着用するスネークスキン風ユニフォームを公開
クラブの愛称の1つ “Biscione(ビショーネ、人を飲みこむ大蛇)”に着想
イタリアの優勝で幕を閉じた「UEFA EURO 2020」の熱狂も冷めやらぬ中、早くもセリエAは8月12日(現地時間)より2021-22シーズンが開幕する。2010年代のセリエAは2011-12シーズンからユヴェントスが9連覇という無類の強さを見せていたが、ここ数年はACミランの復活やアタランタの快進撃が目を見張り、ついに昨シーズンインテルがユヴェントスの10連覇を阻止する形で11年ぶりの優勝を遂げていた。そんな100年以上の歴史を持つディフェンディングチャンピオンのユニフォームといえば、ブルー/ブラックの縦縞模様が伝統として知られているが、どうやら2021-22シーズンは一味違ったデザインになるようだ。
同クラブのユニフォームを四半世紀近く手掛けている〈Nike(ナイキ)〉が発表した最新のホームユニフォームは、なんと全体にピクセル画のようなプリントが施されたスネークスキン風となっており、アイコニックな縦縞模様は2つの異なる色調のブルーで表現されている。一見すると単なるファッション性を追い求めたユニフォームだが、実はインテルと蛇の間にある深い関係性から誕生したのだ。というのも蛇がホームタウン・ミラノの象徴のため、クラブの愛称の1つは“Biscione(ビショーネ、人を飲みこむ大蛇)”であり、過去には蛇をイメージしたクラブロゴを採用したことも。ちなみに、素材にはリサイクルペットボトルを95%使用しているのだが、上記のイメージビジュアルでペットボトルが蛇のようにユニフォームに巻き付いているのもこのため。
インテルの最新ユニフォームは、海外では7月15日(現地時間)よりクラブの公式サイトなどで販売開始予定。日本での取り扱いも同時期が予想されるので、インテリスタ(インテルのサポーター)の皆様は情報を見逃さないようにしよう。
👕 | NEW JERSEY
The snake is changing its skin so that we’re ready for new challenges on the horizon. We’re thrilled to unveil our Home jersey for 2021/22, the first of its kind with our new crest! ⚫🔵#TheNewSkinOfMilano #IMInter #IMMilano @Lenovo @lenovoitalia #InterXLenovo pic.twitter.com/R8DfVtGAJ5— Inter 🏆🇮🇹 (@Inter_en) July 13, 2021