話題の T-HOUSE New Balance で開催されている WORKSHOP™ のアート展を深掘り
〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉が仕掛ける気鋭のアーティストによる工業的インスタレーション
2020年7月に〈New Balance(ニューバランス)〉の新しいコンセプトストアとしてオープンした話題のスポット『T-HOUSE New Balance(ティーハウス ニューバランス)』。現在は、東京を拠点に活動するアーティスト WORKSHOP™(ワークショップトレードマーク)によるインスタレーション “temporary / sturucture / laboratory by WORKSHOP™”が開催されている。
本展示は、2021年から〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance(東京デザインスタジオ ニューバランス)〉のビジュアル制作を行う立体造形アーティストのWORKSHOP™が手がけたもので、アルミフレームやLED蛍光灯、コードなどのマテリアルを用いたミニマルな構造のフォルムを意識したインスタレーションを展開。さらに、『T-HOUSE New Balance』内の既存の空間機能を活かした新たな演出もあり、工業的かつ構造的なアプローチを組み込んだ、これまでにない立体型のアート空間が広がる。
今回は、そんな話題のアート展示に『HYPEBEAST』が潜入し、 〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉のクリエイティブデザインマネージャー モリタニ シュウゴとWORKSHOP™にインタビューを実施。そこから、“temporary/sturucture/laboratory by WORKSHOP™”の世界観とそこで販売されるアイテムについてを紐解いていく。
HYPEBEAST:まずはTOKYO DESIGN STUDIO New Balanceとして、アパレルのビジュアル制作、そしてアート展示を依頼した経緯を教えてください。
モリタニ シュウゴ(以下、M):去年の7月にここの場所をオープンして以来、TOKYO DESIGN STUDIO New Balanceとしてこれまで様々なアイテムをローンチしてきましたが、アパレルはフットウェアと比べるとブランド全体的にもまだまだ成長段階という認識で、これからさらなる強化をしてくというタイミングなんです。そんな時に出会ったのがWORKSHOP™さんで、彼が手がける作品の力強さや表現でNew Balanceのブランド背景やアイテム、テクニカルなノウハウなどを伝えていけないかと思い、今年の初めに協力をお願いしました。そこからアート展示をT-HOUSE New Balanceにて開催することになりました。
展示が行われているT-HOUSE New Balanceとはどういった施設ですか?
M:ここはTOKYO DESIGN STUDIO New Balanceのスタジオでもあるんです。1階は、お客様に展示や商品を見ていただくショップで、2階に僕らが仕事をしているスペース(残念ながら立ち入りは不可)があるんです。あと、店舗名の“T”は日本独自の伝統を育む“Tea”をもじったもので、茶室に宿るもてなしの精神に着想を得てスキーマ建築計画の長坂常(ながさか じょう)さんに設計を依頼しています。
なるほど。言わばTOKYO DESIGN STUDIO New Balanceの発信基地みたいな役割ということですよね?
M:そうですね。ショップフロアに関しては1ヶ月に1回くらいのペースで見え方やラインアップを変えていて、アイテムだけでなく空間も含めて提案しています。
今回のアート展示のコンセプトとは、一体どういったものなのでしょうか?
WORKSHOP™(以下、W):古い蔵が移築されてできた空間ということで、今回は日本建築の要素を自分の作品と掛け合わせて作り上げました。例えば真ん中に展示している作品は、日本の襖絵をイメージしていて、横にスライドできるような仕掛けなんですよね。こうすることで、様々な角度からアイテムを見ることができますし、オーセンティックでニュートラルなNew Balanceさんのイメージとも親和性があるのかなと思っています。
什器だったりメタルフレームなど、こういった工業的な要素は普段から取り入れられているのですか?
W:以前はアパレルブランドをやっていて、そこで展示用の什器を作り出したのが、この活動のきっかけなんですよ。なので、ボックス状に構造体を組んでその中に物を配置していくという手法はよくやっていて、蛍光灯に関しても、作品をより明確にするために普段から使っていますね。
ちなみに、先ほどから流れているパチパチっていう音はどこから出ているのでしょうか?
W:この音は壁に設置したモジュラーシンセから流れています。通常は音楽を作るための楽器として使用することが多いのですが、今回はノイズとかサイン波とかで空間を演出し、日本庭園のようなあえて抑えた世界観を表現してみました。
最後に、現在こちらで販売されているイチオシのアイテムについてお伺いしたいです。
M:中央にあるガーメントダイのカットソーが今回のメインアイテムです。着心地を追求した機能性のある糸を使いつつも、切りっ放しや製品染めで、インラインではできないようなライフスタイルの提案をしています。他にも、スニーカーだったりT-HOUSE New Balance がプロデュースするフリーマガジン“NOT FAR”も置いていて、常に何かしらの新しいローンチをしていく予定です。
T-HOUSE New Balance art installation “temporary/structure/labotory” by WORKSHOP™
会場:T-HOUSE New Balance
住所:〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-9-2
Tel:03-6231-1991
会期:5月21日(金)〜6月22日(火)
時間:11:00〜14:00、15:00〜19:00((月・火)、11:00〜19:00(金〜日)※定休日は水・木
新型コロナウイルス感染症対策および、営業時間と定休日についての最新情報は、オフィシャルインスタグラムをご確認ください。
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