KAWS が2000年に製作した貴重な初期作品 “UNTITLED（STORMTROOPERS）” がオークションに出品

今夏日本で初となる大型個展 “KAWS TOKYO FIRST”の開催を控えている KAWS（カウズ）。今や現代ストリートアートシーンの巨匠となった彼のキャリア初期にあたる2000年に製作された作品 “UNTITLED（STORMTROOPERS）”が、オークションハウス『Phillips（フィリップス）』香港が主催する“20th Century & Contemporary Art & Design Day Sale（20世紀の現代アート ＆ デザイン セール）”に出品されることが明らかになった。

“UNTITLED（STORMTROOPERS）”が発表された2000年当時、KAWSは一部のストリートヘッズの間では人気があったものの、まだ知る人ぞ知る存在だった。この作品はKAWSの代表的キャラクター COMPANION（コンパニオン）が自身の作風として確立していく時期に製作された貴重な1枚。彼が1990年代後半から好んで使用していたポップカルチャーのアイコンの1つとして、映画『Star Wars（スター・ウォーズ）』シリーズの“ダークサイド”側の人気キャラクター ストームトルーパーとCOMPANIONをマッシュアップした作品となっている。

本作品が出品される“20th Century & Contemporary Art & Design Day Sale”は、6月7日（現地時間）より『Phillips』の公式サイトにて開催予定。落札予想価格は20万5,000ドル（約2,250万円）以上が見込まれる。