マルチアーティスト 黒瀧節也の音楽と写真を組み合わせたエキシビジョン “ALTER EGO” が渋谷 THE PLUG で開催
ブリストルのグラフティ・アーティスト ニック・ウォーカーや河村康輔、マチューらとのコラボ作品も展示
国内外のファッションショーやイベントのサウンドプロデュースをはじめ、商業施設や公共空間、ウェブサイト、映像作品などの音楽を手掛け、ミュージシャンとしても活躍するマルチアーティスト 黒瀧節也が音楽と写真を組み合わせたエキシビジョン “ALTER EGO”を東京・渋谷のイベントスペース『THE PLUG』で開催する。
エキシビジョンのタイトルである“ALTER EGO”とは“別の自己/無二の親友”を意味する。本エキシビジョンでは、黒瀧の音楽と写真をさまざまなコラボレーターと組み合わせることにより、このタイトルを暗示させるような空間を創り出す。具体的な作品として、フィールドレコーディングした音をプロセッシングし、60秒のアンビエント・ドローン化した音源と写真を組み合わせたアートヴァイナル（レコード）や、“枯れない花”をテーマに、プログラムによって花から抽出した色を混ぜ合わせたグラフィックと映像の“NFT（Non-Fungible Token）”作品、コロナ禍以降に街や路上に氾濫するマスクのゴミを写真に収めてコラージュしたポスター作品などが展示される。また、黒瀧と長年親交のあるイギリス・ブリストルのグラフティ・アーティスト Nick Walker（ニック・ウォーカー）やアーティストの河村康輔、京都出身のグラフィックデザイナー MACCIU（マチュー）らがデザインしたレコードジャケットと自身の音楽を収録したヴァイナルをセットにしたコラボ作品も登場。黒瀧の視点を通して、今日の地球環境や新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のパンデミックなどの現在進行形の問題を定義したメッセージ性の強い展示となっている。
本展覧会は、先述の通り『THE PLUG』にて6月4日（金）〜13日（日）の会期で開催予定。また、物販として今回のために制作した画集とTシャツも販売する。売り上げの一部は、環境美化推進のため黒瀧の地元である渋谷区と「日本赤十字社」へ寄付されるとのこと。
Setsuya KUROTAKI ALTER EGO
会期：6月4日（金）〜13日（日） ※会期中無休
時間：13:00〜19:00
会場：THE PLUG
住所：東京都渋谷区神宮前 6-12-9 1F
