マルーン5の最新アルバムにニプシー・ハッスルとジュース・ワールドの2人が参加

マルーン5の4年ぶりのアルバムにニプシー・ハッスルとジュース・ワールドの2人の亡きラッパーが参加していることが明らかに Juice Wrld Nipsey Hussle posthumously feature on Maroon 5 new upcoming album Jordi

Matt Winkelmeyer/Bennett Raglin/Getty Images

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Adam Levine（アダム・レヴィーン）の率いるMaroon 5（マルーン5）といえば、アメリカンサウンドのポップバンドとしての印象が強いだろう。流行り廃りの激しい音楽市場で彼らが20年近くシーンを牽引してきたのは、確固たるアイデンティティを保ちながらその時代のトレンドをうまく取り入れた音楽性を武器としてきたからであり、実はKendrick Lamar（ケンドリック・ラマー）、Future（フューチャー）、A$AP Rocky（エイサップ・ロッキー）、Nicki Minaj（ニッキー・ミナージュ）、Cardi B（カーディ・B）、Megan Thee Stallion（ミーガン・ジー・スタリオン）ら錚々たるラッパーたちと楽曲を製作してきたのはあまり知られていない。そんな世界的バンドが6月11日（現地時間）に4年ぶりとなる7thアルバム『Jordi』をリリースする予定なのだが、なんと2019年に亡くなった故 Nipsey Hussle（ニプシー・ハッスル）と故 Juice Wrld（ジュース・ワールド）の2人のラッパーが参加していることが明らかとなった。

故 Nipsey HussleはMaroon 5が2019年に発表した人気曲 “Memories”のリミックス版にYGと共に参加し、故 Juice Wrldは新曲 “Can’t Leave You Alone”でフィーチャリングしているとのこと。また、アルバムにはMegan Thee Stallionとの先行シングル “Beautiful Mistakes”や、R&B歌手 H.E.R.（ハー）との“Convince Me Other”、ジンバブエ人アーティスト Bantu（バントゥ）との“One Light”などが収録されており、14曲中9曲でゲストを迎え入れている意欲作だという。

ちなみにアルバム名の『Jordi』は、俳優 Jonah Hill（ジョナ・ヒル）の兄でLevineの幼馴染、そして長年バンドのマネージャーを務めていたJordan Feldstein（ジョーダン・フェルドスタイン）に捧げて名付けられたもの。彼は2017年に40歳という若さで肺塞栓によって亡くなっており、本作に収録されている“Memories”も彼のことを歌った曲である。