コナー・マクレガーが自身のウイスキーブランド Proper No. Twelve を売却したことで純資産が倍増する
2018年から販売が開始され、以降毎年数十億円を売り上げる人気のアイリッシュ・ウイスキー

1月に行われたDustin Poirier(ダスティン・ポイエー)との3度目の現役復帰戦で、キャリア13年目にして初めてTKOでオクタゴンに沈んでしまったUFCのスター選手 Conor McGregor(コナー・マクレガー)。そんな彼が2018年から地元アイルランドでアイリッシュ・ウイスキー Proper No.Twelve(プロパー No.12)を手がけていたことはご存知だろうか。このウイスキーはMcGregorの人気も相まって発売半年で20万ケース(240万本)を出荷し、以降毎年数十億円を売り上げるなど最も急成長を遂げるアイリッシュ・ウイスキーとして注目を集めていたが、このたび売却が決定した。
買い取ったのはメキシコの飲料メーカー「Becle(ビークル)」で、Proper No.Twelveを製造する「Eire Born Spirits(エール・ボーン・スピリッツ)」の株式51%を約1億5,500万ドル(約170億円)で取得したことを発表。これによりMcGregorの純資産は3億ドル(約327億円)に倍増したそうだ。
McGregorはこれまで自身の試合などで積極的にProper No.Twelveのプロモーションを行い、ウイスキーの購入者の多くが彼のファンであることは容易に想像できるが、「Becle」は今後の彼との関係については明らかにしていない。