Cartier の歴史的なアーカイブピースが一堂に会す展示が東京と大阪で開催
メゾンの歴史的ピースを収蔵する“Cartier Collection”の中から厳選された9本の腕時計を展示
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フランスが誇るラグジュアリーメゾン〈Cartier(カルティエ)〉がこれまで世に送り出してきた歴史的ピースを収蔵する“Cartier Collection(カルティエ コレクション)”。その中から貴重なタイムピース9本が日本に上陸し、東京と大阪の2つの店舗で展示されることが決定した。
〈Cartier〉は1970年代にメゾンの歴史とその創作の芸術的な発展の証となるコレクションの収集を始め、それ以前に制作されたジュエリー、時計、プレシャスアクセサリーなどの作品を保存するために、“Cartier Collection”を1983年に創設した。現在同コレクションは1860年代から2000年代の作品で構成されており、これらの作品は〈Cartier〉の170年を超える歴史に刻まれたスタイルと創造性を示す有形の記録としてだけでなく、19世紀末からの宝飾芸術と社会の進化の広い歴史をたどる資料としての役目も果たすことに。また、収蔵作品数は約3,500点を誇り、今もその数を増すコレクションは世界中の文化機関から熱い注目を集めており、過去にはフランス・パリの『グラン・パレ』やアメリカ・ニューヨークの『メトロポリタン美術館』などの有名な美術館で展示されている。
今回の展示では、1911年から1996年までに誕生した歴史的にも重要な9本のタイムピースが一堂に会す。1916年に製造されたスクエアケースが特徴のSANTOS(サントス)をはじめ、1996年製のTANK ASYMETRIQUE(タンク アシメトリック)、熱で溶けてしまったかのような形状が目を引く1991年製のCRASH(クラッシュ)、クラシックな意匠が魅力の1911年製のTONNEAU(トノー)、メゾンを象徴する1921年製のTANK(タンク)などがラインアップ。現在まで脈々とデザインコードが受け継がれているアイコニックなピースから、メゾンの創造性が垣間見られるユニークなフォルムのピースまでそろうこの貴重な機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
【大阪】
会期:11月3日(水)~16日(火)
会場:阪急うめだ本店 6F カルティエ ブティック内
(*同時期に6Fウォッチギャラリースペースにて“Cartier Watchmaking”フェアを開催)
【東京】
会期:11月19日(金)~30日(火)
会場:カルティエ ブティック 銀座