『イカゲーム』をモチーフとした仮想通貨の運営者が4億円近くを持ち逃げ
『イカゲーム』との関連性はない
10月下旬に「Netflix(ネットフリックス)」のオリジナルシリーズ『イカゲーム』をモチーフとした仮想通貨がローンチされていたのをご存知だろうか?
(この暗号通貨は同作とは全く関係ないが)その話題性に便乗してわずか数日の間に2000%以上爆上がりする高騰を見せ、ピーク時は2,861ドル(約32万6,000円)にまで達していたが、11月1日の午前5時40分(現地時間)にその価格は0まで急落。このような詐欺行為は、暗号投資家の間では“rug pull(預け入れされていたトークンを持ち逃げすること)”と呼ばれ、イカトークンの運営者がプールされていた通貨を現金化し、取引所から流動性プールを使い果たしてしまった。『Gizmodo』によれば、持ち逃げ額は推定338万ドル(約3億8,500万円)。イカトークンのWEBサイトやSNSアカウントも現在では削除されているという。