Zaha Hadid Design x カリモク家具によるコラボコレクション “SEYUN” が Karimoku Commons Tokyo にて日本初公開
「Zaha Hadid Design」が手掛けたプロダクトを展示するエキシビジョンを開催
2016年に逝去した女性初のプリツカー賞受賞建築家 Zaha Hadid（ザハ・ハディド）が生前立ち上げたデザインスタジオ「Zaha Hadid Design（ザハ・ハディド・デザイン）」による展覧会が、「カリモク家具」の運営するクリエイティブスペース『Karimoku Commons Tokyo』で10月13日（水）から開催される。
かつては“アンビルトの女王”と称されながらも、1990年代以降は世界中で数々のプロジェクトを実現させ、鮮烈なデザインの建築物を世に多く残したZaha Hadid。その彼女の意思を継承し、実験的なプロダクトを発表し続ける「Zaha Hadid Design」の展覧会が「カリモク家具」のサポートのもとに実現した。
本展覧会では、Zahaの作品の膨大なアーカイブの中から選定された建築モデルを、“アンビルト”のプロジェクトも含めて展示。加えて「Zaha Hadid Design」が10年以上にわたって手掛けてきた照明やカーペット、ファインジュエリーなどのジャンルを超えたさまざまなコラボレーションによる作品群が会場に並ぶ。作品の多くは今回が日本初展示であり、それぞれが同スタジオがデザインし「カリモク家具」が製作を担当した巨大なジオラマのような木製テーブルを用いて展示される。
また、今夏に中国・上海の『Modern Art Museum Shanghai（藝倉美術館）』で行われた「Zaha Hadid Architects（ザハ・ハディド・アーキテクツ）」の回顧展で先行展示された、「Zaha Hadid Design」と「カリモク家具」の協働によるコラボコレクション “SEYUN（セイユン）”が、一般ローンチに先駆け本展覧会で日本初公開。そして本コレクションのプロダクトの1つ SEYUN Chairを、写真家 岩本幸一郎が撮り下ろしたスペシャルな作品5点も展示/販売するとのこと。岩本氏は今回の作品について、以下のように語っている。「Zaha Hadid氏のデザインをカリモク家具が製作するというお話を聞いた際に、純粋にとても素敵で面白いコラボレーションだなと感じました。そこに留まろうとする静的な“椅子”と、どこかへ羽ばたいていく動的な“鳥”という対比的なモチーフを共存させて制作しました。この作品が今回のコラボレーションをより際立たせる表現になっていれば嬉しいです」
Koichiro Iwamoto
「Zaha Hadid Design」展は、先述の通り10月13日（水）より東京・西麻布の『Karimoku Commons Tokyo』にて開催。なお、“SEYUN”コレクションの詳細は、今後公式サイトでも公開される予定だ。Zahaの進歩的なデザインとダイナミックなインスタレーションを通して、建築とデザインにおける彼女の功績を感じることができる貴重な機会を、ぜひお見逃しなく。
Zaha Hadid Design 展
会期：2021年10月13日（水）～12月3日（金）
会場：Karimoku Commons Tokyo
住所：東京都港区西麻布2-22-5
営業時間：12:00-18:00
定休日：不定休
Tel：03-6805-0655
（*来場の際は要予約。詳細は予約サイトでご確認を）
