Rolex 史上最高額で落札されたポール・ニューマン所蔵の Daytona が米ロサンゼルスのアカデミー映画博物館で展示中
2017年に約20億円で落札されたあの時計の実物を拝める貴重な展示
〈Rolex（ロレックス）〉が誇るスポーツクロノグラフ Daytona（デイトナ）。同モデルのヴィンテージは近年高額で取引されていることで知られているが、その最高峰に君臨するのが俳優 Paul Newman（ポール・ニューマン）が愛用したRef. 6239だ。2017年にはPaul本人が実際に所有していた個体がオークションで1,700万ドル（当時の相場で約20億円）で落札され、〈Rolex〉史上最高額を記録したことが大きな話題となった。先のオークション以降、公の場から姿を消していたこの貴重な1本が、現在アメリカ・ロサンゼルスの映画博物館『Academy Museum of Motion Pictures（アカデミー映画博物館）』に展示されていることが明らかになった。
『Academy Museum of Motion Pictures』は、今年の9月30日（現地時間）にオープンしたばかりの全米最大規模を誇る映画の博物館。アメリカの映画業界人たちによる団体「Academy of Motion Picture Arts and Sciences（映画芸術科学アカデミー）」が運営する本博物館では、映画に関する貴重な資料の数々が展示されており、また今後はさまざまな展覧会やイベントを企画しているという。
〈Rolex〉はこの博物館のファウンディング・サポーターとして設立資金を提供しており、またPaul Newmanも20世紀を代表する俳優の1人であるということもあり、彼の貴重な愛用品の1つであったDaytonaを展示することになったようだ。今回の展示は常設なのか、それとも期間限定なのかは明らかになっていないが、いずれにせよその実物を確認できるのは貴重な機会であることは間違いない。ちなみに、同博物館では2022年6月5日（現地時間）まで宮崎駿監督の北米初の大規模回顧展 “Hayao Miyazaki”が開催されているため、タイミングが合う方はぜひ現地を訪れてみてはいかがだろうか。
