米ロサンゼルスで開催される宮崎駿の大規模な回顧展の図録が発売

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Courtesy Of Studio Ghibli, Delmonico Books And The Academy Museum Of Motion Pictures

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9月30日（現地時間）、アメリカ・ロサンゼルスに全米最大の規模を誇る映画の博物館『Academy Museum of Motion Pictures（アカデミー映画博物館）』がオープンする。この博物館のオープンニングエキシビジョンとして、日本が誇るアニメ界の巨匠宮崎駿監督の北米初となる大規模な回顧展 “Hayao Miyazaki”が同日より2022年6月5日（現地時間）まで開催。それに伴い、本展覧会の展示内容を網羅した図録『HAYAO MIYAZAKI』が発売されることが決定した。

アメリカの映画業界人たちによって結成されている団体「Academy of Motion Picture Arts and Sciences（映画芸術科学アカデミー）」が運営する本博物館は、映画製作や芸術/科学などを専門とする全米最大の研究機関。同アカデミーの比類のないコレクションと専門知識に基づき、映画に関する展覧会やさまざまなイベントを計画している。本施設はプリツカー賞受賞建築家であるRenzo Piano（レンゾ・ピアノ）および「Renzo Piano Building Workshop」が共同で設計を担当。施設内のギャラリースペースは約4645平米を誇り、3階分のフロアを使用して常設展 “Stories of Cinema（映画の物語）”が展開される。

先述の展覧会 “Hayao Miyazaki”は、建物の4階にある企画展示スペースで行われる。宮崎監督手描きのイメージボードや絵コンテ、レイアウト、背景画、ポスター、セル画といった日本国外初公開の作品を含む300点以上の資料展示のほか、没入型のインスタレーションやジブリ作品の上映なども行われるとのこと。そしてこの展覧会の展示内容を収録した図録『HAYAO MIYAZAKI』が『DelMonico Books』より刊行。本書は会場ではもちろんのこと、日本からも「Amazon」などで購入可能だ。資料としても充実したジブリファン垂涎の内容となっているため、気になる方は早めにゲットしておこう。

Academy Museum of Motion Pictures
6067 Wilshire Boulevard at Fairfax Avenue
Wilshire District, Los Angeles, California
USA