花井祐介が自身初となるウッドスカルプチャーとウッドボトルを限定リリース
「AllRightsReserved」とのコラボプロジェクト
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KAWS(カウズ)との協業でもお馴染みの香港を拠点とするクリエイティブスタジオ「AllRightsReserved(オールライツリザーブド)」が、日本人アーティスト 花井祐介とのコラボプロジェクトを発表。
〈Vans(ヴァンズ)〉や〈GREGORY(グレゴリー)〉などへのアートワーク提供でも知られる花井氏は、20代でアメリカ・サンフランシスコへ渡りアートを学んだ。1950〜60年代のアーティスト、ビートニクス、ヒッピー、サーファーといったカウンターカルチャーから影響を受け、日本の美的感覚とアメリカのレトロなイラストレーションを融合した独自のスタイルを確立。国内外問わず幅広く活躍している。今回の“MEET Yusuke Hanai PROJECT”は「AllRightsReserved」のアーティストプロジェクトレーベル“MEET PROJECT”の一環となり、花井氏の最新の作品“Down But Not Out”と題されたウッドスカルプチャーとウッドボトルの2作品が登場。約19インチのウッドスカルプチャーは花井氏にとって最大サイズの立体作品となった。
タイトルの“Down But Not Out”は“ダウンしたが、まだKOされていない”というボクシング用語から派生した言葉であり、作品の主人公は“大変な人生で疲れていても、もう一度上をむいて頑張る人”を想像して作られたという。花井氏は今作のコンセプトについて次のようにコメントしている。「子供の頃から友人とふざけて茶化しあいながら絵を描くのが好きでした。友人の癖や失敗、似顔絵を茶化して笑いあってきました。やってることは今でもかわりません。自分たちの人生は子供の頃に思い描いていたような輝かしいものとはかけ離れています。馬鹿な失敗をたくさんしてきました。でもその度に友人と酒をのみ自分たちの失敗を自虐的に笑い合い明日のエネルギーにしてきました。今の人生は子供の頃に思い描けなかったほど充実しています。失敗したり嫌な目にあったり大切なモノをなくしたり、大変なウィルスが世界中に蔓延したり、辛いことは生きていると沢山あるけど生きているかぎり終わっていない、ちょっと休めば立ち上がってまた前に進みます ”Down but not out”そんな気持ちで作った作品です」。
“MEET Yusuke Hanai PROJECT”の“Down But Not Out”は、8月10日(月・祝)から世界で個数限定で発売される。ウッドスカルプチャーは15個限定、ウッドボトルは200個限定リリース。詳細は公式サイトから確認してみよう。
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