2017年から活動休止していた Hood By Air が再始動

「ファッションや芸術に新しいアイディアをもたらす若者のための新たなプラットフォームとなる」

ファッション
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2010年代前期からメッセージ性の強いグラフィックや独創的な世界観でラグジュアリーストリートの草分け的な存在としてシーンを牽引しながらも、2017年に突如としてブランドを休止したShayne Oliver(シェーン・オリバー)が手がけるニューヨーク発ストリートブランド〈Hood By Air(フッド バイ エアー)〉。これまでShayne Oliver自身が復活をほのめかすことがたびたびあったが、7月15日(現地時間)にブランドの『Instagram』が更新され正式に再始動することが明らかとなった。

『Instagram』では「クリエイティブな環境から身を置き外から業界を観察していたが、近年は若者のアイディアが成長する機会が奪われていると感じた。Hood By Airは、ファッションや芸術に新しいアイディアをもたらす若者のための新たなプラットフォームとなる」とコメントを発表。再始動の皮切りとして、7月16日(同時間)にBlack Lives Matter運動やLGBTQコミュニティー、芸術団体などの支援を目的とするTシャツとキャッシュカードを発売。その後、毎年テーマを掲げてアイテムを製作する〈Hood By Air〉、シーズンレスに販売する“HBA”、アーカイブを扱う“Museum”、アーティストやミュージシャンとのコラボを行う“Anonymous Club”の4軸でブランドを展開していくという。

支援を目的としたTシャツはブラックとネオンイエローを用意し〈Hood By Air〉が黒人経営の企業であることを示す“BLACK OWNED”をはじめとしたポリティカルなワードを随所にプリント。価格は100ドルで、7月16日11:00(東部標準時)から公式サイトで限定販売されるのでお見逃しないように。

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HOOD BY AIR IS A MONUMENT TO YOUTH CULTURE – AN INSTITUTION DEDICATED TO NEW IDEAS, HOUSING AND TRANSFORMING THEM INTO WORKS OF ART AND FASHION. 13-YEARS-AGO YOUNG, BLACK AND POC CREATIVES STARTED HOOD BY AIR, CREATING SOMETHING ENTIRELY UNIQUE IN FASHION. OVER A DECADE LATER, WE CONTINUE TO PRODUCE OBJECTS AND ARTIFACTS THAT TRANSCEND ATTITUDES AND IDEAS IN ORDER TO CHALLENGE WHAT LUXURY MEANS FOR FUTURE AUDIENCES. IN RECENT YEARS WE HAVE SEEN THE CREATIVE INDUSTRIES DISTANCE THEMSELVES FURTHER AND FURTHER FROM REAL CULTURE. RADICAL WORKS HAVE BEEN PUSHED OUT BY GENTRIFICATION. THE YOUTH HAVE BEEN ROBBED OF THE PHYSICAL AND PSYCHOLOGICAL SPACES NECESSARY FOR NEW IDEAS TO GROW. THE SYSTEM IS ANTIQUATED, AND WE WANT TO REPLACE IT WITH SOMETHING NEW. THERE IS ANOTHER WORLD THAT NEEDS TO BE CREATED. WE’VE DONE IT BEFORE, AND WE’RE DOING IT AGAIN. TODAY, WE INTRODUCE ANONYMOUS CLUB, A VEHICLE TO PROMOTE AND SPONSOR YOUNG TALENT. THESE YOUTHS AND THEIR PROJECTS WILL BECOME A PART OF OUR WORLD, A COMMUNITY WE CALL THE HOOD BY AIR ALUMNI. HOOD BY AIR, THE NEW INSTITUTION.

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