ASICS が GEL-LYTE III 発売30周年を記念して mita sneakers とのコラボモデルをリリース
今コラボモデルを手がけた『mita sneakers』の国井栄之が、GEL-LYTE IIIの生みの親である〈ASICS〉デザイナーの三ツ井滋之との取り組みについて語る






1990年に発売されて以来、国内外に多くのコアなファンを持つ〈ASICS(アシックス)〉の軽量ランニングシューズ GEL-LYTE III(ゲルライト スリー)が、2020年で誕生から30周年を迎える。今回〈ASICS〉は、このアニバーサリーイヤーを記念し、東京屈指のインディペンデントスニーカーリテーラー『mita sneakers(ミタスニーカーズ)』とタッグを組んだコラボモデルをリリースする。
本コラボモデルを手がけたのは、GEL-LYTE IIIの生みの親である〈ASICS〉のデザイナー 三ツ井滋之と、日本で初めてGEL-LYTE IIIのコラボモデルを手がけた『mita sneakers』のクリエイティブディレクター 国井栄之。この1足は、当時のGEL-LYTE IIIをタウンユース向けのスポーツスタイルシューズとして復刻させた、GEL-LYTE III OG(ゲルライト スリー オージー)をベースモデルに採用。個性的なトリコロールカラーの配色が目を引く一足は、優れたクッション性を実現する衝撃緩衝材“GEL”が表面部分にも採用されているほか、シュータン部と足首部を一体化し、縦に大きく二分割した独自構造の“スプリットタン”がジップ仕様に変更されている点もポイントだろう。
そして今回、同コラボモデルを手がけた『mita sneakers』の国井栄之が、〈ASICS〉デザイナーの三ツ井滋之との取り組みについて以下のようにコメントしている
GEL-LYTE IIIのオリジナルモデルは当時日本未発売だったモデルで、〈ASICS〉にずっと展開をリクエストしていました。しかし過去のパフォーマンスシューズを復刻すると消費者を惑わす可能性があると断られていたので、コラボレーションが実現した時は感慨深いものがありました。
日本人にとって〈ASICS〉をどうスポーツシューズからスニーカーへと変換させるかが、常に課題にありました。GEL-LYTE IIIはランニングシューズに必要な機能を他ブランドの真似ではなく、〈ASICS〉独自の考えで搭載しているから、見える部分と見えない部分の両方に語れる要素が多い。スニーカーとしてのベースは備えており、ポテンシャルが高い。その象徴がスプリットタンだと思います。
〈ASICS〉ストライプのトリコロールのカラーリングは、僕たちの上野に所縁を持たせ、和色で表現しました。そして現代の仕様に製法を変えるなど、履き心地にも細かなアップデートが施されています。三ツ井さんは、シューズの機能面までをデザインしていた世代のデザイナーでありつつ、数値では表せない、人の心を高揚させる特別な何かを持っている。新しいこと、やりたいことをやり切るデザイナーとのものづくりは新鮮で、とても光栄なことです。
GEL-LYTE III発売30周年を記念した今コラボモデルは、『アシックス原宿フラッグシップ』『アシックス大阪リンクス ウメダ店』『mita sneakers』『DOVER STREET MARKET GINZA』『GR8』にて数量限定で1月23日(木)より順次発売開始となる。価格は18,200円(税抜)。まずは上のフォトロールより最新コラボモデルのディティールをチェックし、気になる方はぜひゲットしてみてはいかがだろうか。その他、最新アイテムを確認できる〈ASICS〉スポーツスタイルのオフィシャルサイトもお見逃しなく。