Netflix の時価総額が新型コロナウイルスの影響により Disney を上回る

新型コロナウイルスの影響でサービスの視聴率と新規の利用者が急増

エンターテインメント
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、多くの企業が経済的に打撃を受けているなか、4月16日の正午(現地時間)までに「Netflix(ネットフリックス)」の株価が5%上昇し、1株あたり約427ドル(約4万6,000円)という過去最高値を記録した。

アナリストによると、新型コロナウイルスの感染拡大により世界中の多くの人々が自己隔離状態となり、、「Netflix」の視聴率と新規の利用者が急増。同社は現在、1,940億ドル(約20兆9,000億円)相当の時価総額があり、2020年だけで500億ドル(約5兆4,000億円)も上昇したという。これは「Disney(ディズニー)」の時価総額約1,840億ドル(約19兆8,400億円)を上回る結果となった。ちなみに、「Disney」は2019年末時点の2,580億ドル(約27兆8,100万円)から大幅に減少している。

「Disney」が提供している動画配信サービス 「Disney+(ディズニープラス)」は「Netflix」に匹敵するように見えるが、このサービスは同社の手がける事業の一部門に過ぎず、主に観光、商品、映画制作に依存して利益を上げている。一方、「Netflix」はこのパンデミックの影響で予定されていた作品の製作が延期するなどの事態に見舞われたものの、その豊富なアーカイブから多くの視聴者を獲得しているようだ。また、作品の製作費への支出がないため、同社は第1四半期の収益に影響はないとしているが、この製作停止の影響を受けた従業員への支援として1億ドル(約108億円)以上を寄付している。

「Disney」傘下の“Marvel Cinematic Universe(マーベル・シネマティック・ユニバース”の新たな局面である“フェーズ4”の作品の公開日が、新型コロナウィルス感染症の影響で変更になったのはご存知?

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