ニューヨークとロサンゼルスにおける2020年中の大規模イベント開催は絶望的に
ニューヨークとロサンゼルスの市長が今後の展望についてコメント
先日『The New York Times Magazine』に掲載された“大規模なコンサート開催は2021年秋が現実的”という専門家の見解は波紋を呼んだが、アメリカ・ニューヨークとロサンゼルスの市長も、その意見に概ね異論はないようだ。
『Billboard』の最新レポートによれば、ニューヨークの市長 Bill De Blasio（ビル・デブラシオ）とロサンゼルスの市長 Eric Garcetti（エリック・ガーセッティ）は共に2020年中の大規模なイベント開催は困難と考えている模様。Eric Garcettiは「何千人もの人々が集まるイベントがすぐにでも再開できるとは到底思えない。今年はその覚悟でいる必要があると思います」と「CNN」の取材に対して語り、一方のBill De Blasioも「人々を職場に戻したいですし、子供たちを学校に戻したいです。しかし、それらを一通り終えるまで数ヶ月かかると思います。そして最後の目標として（大規模なイベントのように）1か所に10,000人、20,000人、50,000人を集めることです。それは、ソーシャルディスタンスの正反対のようなものですから」という旨のコメントを残した。
ご存知、ニューヨークとロサンゼルスは全米の二大マーケットであり、世界中の著名アーティストによるコンサートやスポーツイベントが多数開催されている。
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