ザイオン・ウィリアムソンのバッシュ破裂事件で Nike の株価が大暴落
未来のNBAスターを壊しかけたことにより、〈Nike〉の時価総額は1,200億円も下落
Zion Williamson(ザイオン・ウィリアムソン)のバスケットシューズ破裂事件で、〈Nike(ナイキ)〉の株価が一時的に大暴落したようだ。
チケット価格が「第53回スーパーボウル」に匹敵するほどに高騰した、米大学バスケのデューク大学対ノースカロライナ大学の一戦。もちろん、試合のお目当はMichael Jordan(マイケル・ジョーダン)やLeBron James(レブロン・ジェームズ)を超える可能性を秘めた逸材だった。しかし、試合直後にトラブルが。Zionがペイントエリア手前でターンを試みると、ミッドソールとアッパーが剥がれ、着用していたバッシュが崩壊。Zionはこれにより軽度の捻挫を起こし、開始わずか40秒でコートを後にした。
この〈Nike〉の耐久性を疑う事件は世界的に報じられ、試合から一夜明けた2月21日(現地時間)、同社の株は暴落。『CBN』によると、この日の株価は最大で1.7%減少し、終値を見ても-1.1%の83.95ドル、時価総額では11億ドル(約1,200億円)も下落した。
〈Nike〉はZionのバッシュ崩壊事件直後に彼の早期回復を祈る言葉、そして機能面に関する重要性を説いていた。前例の少ない出来事であり、Zionに適したモデルだったかなど様々な意見があるが、株価へのダメージの大きさは〈Nike〉の知名度の高さを物語っているともとれる。
Zionのバッシュ崩壊の瞬間や〈Nike〉のコメントは、こちらからご確認を。