Rolls-Royce から贅沢を極めたビスポークモデル Wraith Luminary が登場
車内がプラネタリウムに変わる? 規格外のラグジュアリー車がお披露目
ラグジュアリー市場を牽引する高級自動車メーカー「Rolls-Royce(ロールス・ロイス)」は今月初め、顧客限定特注プログラムに4台の新型Phantomを追加したが、今回、そのビスポーク部門に同社史上最もパワフルなビークル、Wraith(レイス)のスペシャルエディション“Luminary(ルミナリー)”が仲間入りした。
わずか55台の限定生産となるWraith Luminaryは、夕暮れどきにインスピレーションを得たサンバーストグレイのボディに、内装はタンレザーやチェコ共和国産のチューダーオークなどを贅沢に使用。特筆すべきは、そのヘッドライナーであろう。満点の星空を再現する176個のLEDライトは、車内をプライベートなプラネタリウムに変える。性能面では、V12気筒エンジンや8速オートマチックトランスミッションを搭載し、最高出力624bhp/465kWを実現。
「Rolls-Royce」のCEO・Torsten Müller-Ötvös(ルステン・ミュラーエトベシュ)は、本モデルを「プログレッシブで先駆的な現代のRolls-Royceブランドを物語る車」と位置付け、「この車は各々の分野で名を上げたビジョナリーたちを称えるものであり、まさに世界のルミナリー(先覚者)たちに向けたコレクションといえるでしょう」と語った。
車好きの方は、ドバイの大富豪もたじろぐその驚愕の価格が話題となったポリゴン調デザインの“Karlmann King”もあわせてチェックしてみてはいかがだろうか。