Forbes が最新版のヒップホップ長者番付を発表

米経済誌の『Forbes（フォーブス）』が最新版の“ヒップホップ長者番付”ことヒップホップ界におけるお金持ちランキングを発表。上位5名の名と過去の所得や財務関連文書などを参考に推計した資産額を明らかにした。

栄えある1位に輝いたのは、なんと“ヒップホップ長者番付”の絶対王者であるDiddy（ディディ）やPuff Daddy（パフ・ダディ）の呼称で知られるSean Combs（ショーン・コムズ）ではなくJay Z（ジェイ・Z）。Jay Zが出資するシャンパンブランドの「Armand de Brignac（アルマン・ド・ブリニャック）」やコニャックブランドの「D’usse」などの好調が彼の推定所有資産額を昨年の8億1000万ドル（約858億円）から9億ドル（約954億円）に押し上げ、同ランキング発表がスタートした2011年以来ずっとその王者の座を守ってきたDiddyを2位に陥落させた。そのDiddyの最新版推定資産額は昨年の8億2000万ドル（約869億円）から5万ドルアップの8億2500万ドル（約874億円）。3位にはDr. Dre（ドクター・ドレ）が7億7000万ドル（約816億円）でランクインし、Eminem（エミネム）とDrake（ドレイク）がともに1億ドル（106億円）で名を連ねた。

しかし、今年後半もしくは来年発表される次なる“ヒップホップ長者番付”で首位濃厚とされているのは今回のランキングで3位のDr. Dre。というのも、Dreが共同創設者のオーディオブランドであり、現在は「Apple（アップル）」傘下の「Beats by Dr. Dre（ビーツ・バイ・ドクタードレ）」の株関係で彼は今夏に数億ドル単位の収入が見込まれているため。あまりに金額が大きすぎて一般人には想像もつかない世界だが、ランキングの詳細が気になる方はこちらから確認してみよう。

2018年1月に『Forbes』が発表した“Hip-Hop’s Future Moguls（ヒップホップ界における将来の大物）”リストもお見逃しなく。