セスクがFKの際に行ったズル賢い小さな“いんちき行為”がヨーロッパで話題に
審判の目を盗み、ボールの設置位置を決めるマーキングスプレーを逆手に取った小さな不正とは?
チェルシーに所属するCesc Fàbregas(セスク・ファブレガス)が、FKの際に行ったちょっとした不正行為がサッカーファンの間で話題となっている。プチ事件が起きたのは、プレミアリーグ第12節のエヴァートン戦。後半64分に投入された#4は、FKを獲得した際にEden Hazard(エデン・アザール)と共にボールに近付くが、現代サッカーではFKの時にボールの位置および壁の位置が前後しないよう、主審がバニシング・スプレーを使用し一時的なマーキングを施すようになっている。マーキングの手法は審判によって様々なのだが、この日の主審はボールの前にちょこっと噴射しただけ。それを見たCescは何と、審判が後ろを向いた際に噴射した泡を手ですくい上げ、それを少し前方へと移動させたのだ。サッカーは1点の重みが大きいため、FKなどの際には少しでもボールをゴールに近づけようとすることが頻繁にある。しかし、このような行為はバニシング・スプレー採用以降ないと思っていたのだが、意外なところにマリーシアの余地が残されていた。もし、本稿を読んでいるレフリーの方がいたら、マーキングの際にはもう少し多めにスプレーすることをオススメしたい。
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Referee sprays grass. Fabregas PICKS UP SPRAY and places it further forward to gain a yard at a free kick. Have you ever seen a more petty form of cheating? Desperate, cynical club. @ChelseaFC @premierleague @SkySports pic.twitter.com/AV9nQyl0yT
— North Bank Nadim (@NorthBankNadim) 2018年11月11日