60年代のアメリカントラッドにインスパイアされた OAMC 2018年春夏コレクションが登場
元〈Supreme〉のルーク・メイヤーが現代の差別、暴力、不正などへのメッセージを込めて提案する最新コレクションは必見
〈Supreme(シュプリーム)〉の元ヘッドデザイナーLuke Meier(ルーク・メイヤー)が手がけるハイエンドブランド〈OAMC〉より、2018年春夏コレクションのルックブックが公開された。
2017年6月にパリにて発表された本コレクションでは、アメリカのビート文学の代表者の一人である詩人Allen Ginsberg(アレン・ギンズバーグ)の1954年の著書『HOWL』から“The weight of the world is love. Under the burden of solitude, under the burden of dissatisfaction(世界の重さこそ愛である。孤独を背負うこと、不平不満を背負うことなのだ)”という言葉がエピローグに引用され、差別、暴力、不正などが横行する今の世の中に対するLukeなりのメッセージが込められているという。
今季は60年代のアイビーリーグやプレッピーに影響され、アメリカントラッドのテイストが落とし込まれた。そのラインアップにはミリタリーウェアのシルエットに着想を得たロングシェルジャケットをはじめとするアウター、ボタンダウンシャツ、ブルゾンなど、ディテールや素材に注目したいアイテムが勢揃いした。リリースに備え、上のフォトロールから見ただけで仕立ての良さを感じるルックブックをチェックしておこう。
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