東京出身の落合宏理が、文化服装学院卒業後にテキスタイル会社などを経て2007年にFACETASM(ファセッタズム)を設立。ブランド名はフランス語でダイアモンドなどの切り子面を意味する“facet”を基に、“さまざまな顔”や“さまざまな見え方”という意味が込められている造語。“HUMOR OF POP”をコンセプトに掲げ、1990年代のユースやアメリカンカルチャーから強い影響を受けながら、ストリートとモードを華麗に昇華したオーバーサイズかつアシンメトリーなデザインや、オリジナルのテキスタイルを得意とする。2012年に東京コレクションデビューを飾ると、翌年に東京ファッションシーンの登竜門である毎日ファッション大賞の新人賞・資生堂奨励賞を受賞。2015年からコレクションの発表の舞台をイタリア・ミランへと移し、2016年にはパリコレ初参加を果たす。その唯一無二の“東京らしい”デザインから2019年にはJordan Brand(ジョーダン ブランド)とのコラボを実現させ、日本スニーカー史に残るコラボ Air Jordan 1 Mid SE Fearless “FACETASM”をリリースした