Supreme がスパイク・リー率いる 40 Acres とのコラボコレクションを発表
スパイク・リーの代表作『マルコムX』と『クロッカーズ』をフィーチャーしたアイテムを展開


























〈Supreme(シュプリーム)〉が映画監督 スパイク・リー(Spike Lee)率いる「40 Acres and a Mule Filmworks(40 エーカーズ アンド ア ミュール フィルムワークス)」とのコラボレコレクションを発表した。
映画監督/プロデューサー/脚本家/俳優と幅広いキャリアを持つスパイク・リーは、現在アメリカで最も著名で多作な映画監督のひとり。1957年にジョージア州アトランタで生まれ、ニューヨークのブルックリンで育ったリーは、1986年に『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(She’s Gotta Have It)』で監督デビュー。ブルックリンで2週間にわたって主にモノクロで撮影されたこの作品によって、リーは現代における重要かつ挑発的な映画作家として一躍有名に。その後も『ドゥ・ザ・ライト・シング(Do The Right Thing)』や『スクール・デイズ(School Daze)』『モ’・ベター・ブルース(Mo’ Better Blues)』『ジャングル・フィーバー(Jungle Fever)』『マルコムX(Malcolm X)』『クルックリン(Crooklyn)』『クロッカーズ(Clockers)』『オールド・ボーイ(Oldboy)』、そして2019年にアカデミー賞を受賞した『ブラック・クランズマン(BlacKkKlansman)』など、30本以上の映画を手がける。彼はアメリカ人の生活を形成する複雑な社会的・政治的問題を、主に黒人の歴史や人間関係、コミュニティ、文化というレンズを通し、多種多様な作品で探求してきた。
1979年、リーは仲間の映画監督 モンティ・ロス(Monty Ross)とともに製作会社「40 Acres and a Mule Filmworks」を設立。通称「40 Acres」では、リーのすべてのドキュメンタリー映画と長編映画、そしてコマーシャルやミュージック・ビデオ(*1980年代後半のAir Jordanの広告やパブリック・エナミーのFight The Powerのプロモなど)を制作。1990年代を通じて、「40 Acres」はレコード・レーベルやアパレルのプロデュースを手掛けるまでに事業を拡大した。1990年夏、リーはブルックリンのフォート・グリーンに『Spike’s Joint』をオープンし、続いてメルローズ・アベニューに『Spike’s Joint West』を、そして2年後にはロサンゼルスのボールドウィンヒルズ・クレンショー・プラザにキオスクをオープン。これらの店舗はリーの映画にインスパイアされた「40 Acres」のアパレルを販売する拠点となっている。
今回〈Supreme〉はスパイク・リーとタッグを組み、彼の映画『マルコムX』と『クロッカーズ』をフィーチャーしたコレクションを制作。アイテムは、バーシティジャケットやベースボールジャージ、Tシャツ2種、6パネルキャップがラインアップする。
〈Supreme〉x「40 Acres」コラボコレクションは、欧米で4月24日(現地時間)、日本国内ではその2日後となる4月26日(土)より〈Supreme〉の旗艦店および公式オンラインストアにてリリース予定。まずは上のフォトギャラリーから、ルックビジュアルと各アイテムをチェックしておこう。