⽶シカゴを拠点とするマルチクリエイター ベンジャミン・エドガーの日本初ソロアートイベントが BEAMS T で開催
ベンジャミンの代表作のひとつ “I-BEAM”オブジェにインスパイアされた別注コレクションを展開
アメリカ・シカゴを拠点に活動するベンジャミン・エドガー・ゴット(Benjamin Edgar Gott)の日本初となるソロアートイベント “BENJAMIN EDGARʼS I-BEAMS FOR BEAMS T”が、8⽉23⽇(⾦)から9⽉1⽇(⽇)まで『ビームスT 原宿』にて開催される。
ベンジャミン・エドガー・ゴットは、自身の名を冠したデザインカンパニー「BENJAMIN EDGAR」を主宰するマルチクリエイターであり、環境や⼈、社会をデザインで繋ぐジャンルの垣根を越えた自身のプロジェクトを“AN OBJECT COMPANY”と名付け、日々のありとあらゆるモノやコトに好奇心を持ちながら、独⾃のコンセプトとアイデンティティを打ち出したモノづくりを行なっている。
ベンジャミンがビジネスの世界に足を踏みいれたのは、1990年代の第⼀次ドットコム・ブームの時期、17歳のとき。彼は正式な訓練や教育を受けることなく独学でソフトウェア開発を学び、情報アーキテクチャとデザインの融合を試みる。その後会社勤めを辞め、起業家として独立。2005年には同郷の仲間であるチャック・アンダーソン(Chuck Anderson)やヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)とデザインブログ『THE BRILLIANCE』を立ち上げ、大きな注目を浴びることに。また、無駄なペットボトルの代替品としてサステナブルな箱入りの飲料水「Boxed Water」を発表するなど、複数のプロジェクトに関わっていく。2009年にデザインカンパニー「BENJAMIN EDGAR」を設⽴して以降は、ユニークなオブジェクトを世に送り出し続けている。
ベンジャミンはこれまでに、〈Vans(ヴァンズ)〉や〈J.Crew(J.クルー)〉〈Champion(チャンピオン)〉といったナショナルブランドから、〈Actual Source(アクチュアルソース)〉のような気鋭のデザインスタジオまで、多くのコラボレーションを実現させてきた。また、アーティストであるロン・ルイス(Ron Louis)をフックアップした取り組みや、地元シカゴの有力セレクトショップ『NOTRE』の建築デザインに携わるなど、自身のマルチな才能を活かして故郷のローカルシーンをリードする取り組みにも注力している。
今回のアートイベント “BENJAMIN EDGARʼS I-BEAMS FOR BEAMS T”では、ベンジャミンの代表作のひとつ “I-BEAM”オブジェにインスパイアされた別注コレクションとアートインスタレーションを展開する。クラシカルな“I-BEAM(断⾯がI型になっている梁)”の形状とスチールの構造をキーホルダーサイズに縮小したベンジャミンの作品は、いわば「持ち運び可能な彫刻」と⾔える。無垢のスチールから削り出して塗装した“I-BEAM”は、創造、構造、エレガンス、スケール、高さ、耐久性、建築界の巨匠 ミース・ファン・デル・ローエ(Mies van der Rohe)、そしてシカゴへの敬意を表現しているという。
ベンジャミンが愛してやまない“I-BEAM”と〈BEAMS T〉との語呂合わせで誕生した今回の別注コレクションでは、本人がデザインを⼿掛けたショートスリーブTシャツ3種(各8,250円)やロングスリーブTシャツ2種(各9,900円)、スウェットフーディ1種(16,500円)、キャップ1種(2カラー:イエロー/ブルーは本展エクスクルーシブカラー、10,450円)、〈CLARKS Originals(クラークスオリジナルズ)〉とのトリプルコラボレーションシューズ、Sculptors StandStool #2など、多彩なアイテムが揃う。
本イベントのために撮り下ろされたビジュアルには、日本で活躍するクリエイター6名が今回の別注コレクションのアイテムを纏って登場。『BEAMS T』の公式『Instagram』では、これらのビジュアルと共に、ベンジャミンから各クリエーターへの質問とその回答も公開中だ。また、イベント初日の8月23日(金)19:00よりレセプションパーティを開催。デザイナー本人も参加予定のため、ぜひ会場へと足を運んでみてほしい。
BENJAMIN EDGARʼS I-BEAMS FOR BEAMS T
会期:8月23日(金)〜9月1日(日)
会場:ビームスT 原宿
住所:東京都渋谷区神宮前2-25-25 1F
TEL:03-3470-8601
【レセプションパーティー】
日時:8月23日(金)19:00-21:00
場所:ビームスT 原宿