HAROSHI と家具メーカー Modernica が100脚限定のシェルチェアを発売
メープル製スケートボードデッキを幾重にも重ねて作り上げられたHAROSHI特注のベースをセット
使い古されたスケートデッキを用いた彫刻作品で知られる日本人アーティスト HAROSHI(ハロシ)が、米ロサンゼルスを拠点とするファニチャーブランド「Modernica(モダニカ)」とコラボレーションしたサイドシェルチェアを100個限定で発売する。
今回のコラボレーションは、2018年、〈HUF(ハフ)〉の創設者であるKeith Hufnagel(キース・ハフナゲル)が、ロサンゼルスのフラッグシップストアに飾られているHAROSHI氏による作品を再仕上げするため、彼を初めて「Modernica」の工場に連れて行ったことがきっかけとなり、実現した。同年、「Modernica」はメープルの合板とクルミの突板を高温のプレス機でカーブさせたサイドシェルチェアのベース(脚)を特注。その5年後となる今年、ようやくHAROSHIの美学とミッドセンチュリーモダンのファニチャーアイコン、そして「Modernica」のヘリテージを融合させた1脚が完成した。
ベースは、内側から外側にかけてグラデーションとなるよう染め上げられた、高品質のメープル製スケートボードデッキを幾重にも重ねて作り上げられている。また、このベースの配色やデザインに合わせられるシェルは、HAROSHI氏と「Modernica」の職人が顔料と樹脂を混合して作り上げた特注とのことで、HAROSHI氏のサインとシグネチャーナンバーが付けられた手彫りのプレートが付属される。
HAROSHI x「Modernica」によるサイドシェルチェアは、「Modernica」公式オンラインストアにて5月27日(土)より100脚限定で発売。価格は1,400ドルとなる。