Kanye West の手掛ける YEEZY が単独ブランドとしての活動が困難に
〈GAP〉とのパートナーシップ解消によりさまざまな制約に直面

先日〈GAP(ギャップ)〉とのパートナーシップ契約を正式に解消すると表明したKanye West(カニエ・ウェスト)改めYe(イェ)が、新たな問題に直面しているようだ。
Yeが自身の『Instagram』を通して公開した“Summary of Restrictions on YEEZY Standalone Activities(YEEZY単体での活動に対する制約の概要)”という文書(*現在該当の投稿は削除されている)によると、彼の手掛ける〈YEEZY(イージー)〉ブランドの今後の活動は、〈GAP〉からの厳しい制限に従わなければならないという。〈GAP〉および〈adidas(アディダス)〉との契約の両方に適用されるこの制限通知には、「YEEZYおよびYeは、YEEZYの商標またはYeの肖像もしくはその他の識別可能な属性などを用いて、以下の製品に関する使用や着用、スポンサー、宣伝、マーケティング、広告、推奨、設計、製造、ライセンス、販売またはコンサルティングサービスを提供することはできません」と記載されている。この文章で指摘されているYEEZYの製品はフットウェアやアパレル、アクセサリーなど事実上このブランドの全ラインアップとなっており、Yeの考えている“YEEZYを独立したデザインレーベルにする”という計画を実現するのは、相当厳しい模様。
また、Yeは10月3日(現地時間)にフランス・パリで開催予定の〈YEEZY〉の最新コレクション SEASON 9のプレゼンテーションについても言及し、“このショーを喜んでプロデュースする制作会社は(現時点では)いない”と明かしている。果たしてこれから〈YEEZY〉はどうなってしまうのか、今後の続報を待とう。